この記事では、メルカリやアマゾンといったネットショップに最適なバーチャルオフィスの選び方について解説します。
副業やビジネスを行う際、自宅の住所を公開するのに抵抗を感じる人も多いのではないでしょうか?
また、はじめは初期費用をできるだけ抑えたいという方もいるでしょう。
ただ、「バーチャルオフィスなんてどうやって選んでいいか分からない」という方も多いかと思います。
そこで今回は、ネットショップに最適なバーチャルオフィスの選び方を、どこよりも分かりやすく説明します。
また、利用するときの注意点も合わせてご紹介するので、ぜひ最後までお読みください!
【メルカリ・アマゾン対応】そもそもバーチャルオフィスとは
まずは、念のためバーチャルオフィスとは何なのか解説します。
バーチャルオフィスとは、実際のスペースが存在しない仮想の事務所で、住所のみをレンタルするサービスのことです。
バーチャルオフィスを利用すれば、自宅を知られたくない方でも安心してメルカリやアマゾンで商品を売ることができます。
また、実際の事務所をレンタルするのに比べ、利用料金が非常に安いのでランニングコストも大幅に削減できるのです。
さらに、ほとんどのバーチャルオフィスでは、法人登記や郵便物の受け取り・転送サービスの利用が可能です。
以上の理由から、ネットショップや起業などに重宝され、今現在とても多くの方が利用しています。
ただ、実際に作業スペースが必要な方は、別途レンタルオフィスや、コワーキングスペースを用意する必要があるでしょう。
【メルカリ・アマゾン対応】ネットショップに最適なバーチャルオフィスの選び方
バーチャルオフィスといっても、何を基準に選んでいいか分からない方もいるでしょう。
そんな方のために、ここではメルカリやアマゾンなどのネットショップに最適なバーチャルオフィスの選び方をご紹介します。
バーチャルオフィスの選び方①:テキスト記載による住所表記の可否
バーチャルオフィスを選ぶ1つ目の方法は、テキスト記載による住所表記の可否を確認することです。
ネットショップを行う際、メルカリやアマゾンといったプラットホームでは、特定商取引法に基づき住所表記をテキスト(HTML形式)で求められます。
しかし、バーチャルオフィスなどのサービスは、不特定多数の利用者が1つの住所を共有しています。
そのため、バーチャルオフィスによっては、HPへの住所表記を画像形式のみに制限しているケースもあります。
ネットショップを健全に運営するためにも、法的要件を満たすことはとても重要です。
よって、バーチャルオフィスを選ぶ際は、住所表記をテキスト形式で提出できるサービスを利用しましょう。
バーチャルオフィスの選び方②:到着連絡の有無
バーチャルオフィスを選ぶときは、郵便物の到着連絡サービスがあるかどうかを確認しましょう。
というのも、メルカリやアマゾンなどでネットショップを運営するには商品の交換や返品が重要になるからです。
仮に、商品の返品や交換作業が必要になった時は、格安バーチャルオフィスに必ず品物が届いたことを確認してから行わなければなりません。
しかし、格安バーチャルオフィスの中には、そもそも郵便物の到着連絡サービスがないところもあるのです。
ネットショップを効率的に運営するためにも、必ず郵便物の到着連絡のある格安バーチャルオフィスを選びましょう。
バーチャルオフィスの選び方③:有人対応の有無
メルカリやアマゾンでネットショップを運営する際は、有人受付対応のバーチャルオフィスを選びましょう。
なぜなら、無人のバーチャルオフィスの場合、返品や問い合わせの際に支障をきたす可能性があるからです。
また、ネットショップなどの運営においては、ときに郵便物の受け取りで印鑑の捺印が必要になることもあります。
そんなとき、有人受付のあるバーチャルオフィスであれば、スムーズな対応ができます。
いくら健全に運営していても、ネットショップには返品や商品交換はつきものです。
したがって、利用するなら有人対応のある格安バーチャルオフィスをおすすめします。
格安バーチャルオフィスの選び方④:電話サービスの有無
メルカリやアマゾンでネットショップを運営するなら、必ず電話サービスのあるバーチャルオフィスを利用しましょう。
電話サービスを利用する理由は、法的要件を満たす必要があるからです。
原則として、特定商取引法では、住所のみならず電話番号の記載も義務付けられています。
携帯電話の番号でも不可能ではありませんが、固定電話の方が顧客からの信頼性も高まります。
また、プライバシーの観点からも、プライベートとビジネスで電話番号は分ける方がよいでしょう。
【メルカリ・アマゾン対応】ネットショップに格安バーチャルオフィスが最適な5つの理由
ここでは、バーチャルオフィスがメルカリやアマゾンのネットショップに最適な理由を解説します。
バーチャルオフィスでネットショップをおすすめする理由は、たくさんの魅力があるからです。
そこで今回は、バーチャルオフィスの魅力を厳選して5つご紹介するので、ぜひ確認しておきましょう。
格安バーチャルオフィスが最適な理由①:格安でネットショップが運営できる
格安バーチャルオフィスがネットショップに最適な理由は、なんといってもランニングコストが格安だからです。
仮に都内で賃貸オフィスを利用した場合、相場としては約月額10万円くらいの賃貸料が必要になります。
他にも、共益費やネット代、光熱費などを合わせると、全部で12~13万円程度はかかります。
しかし、格安バーチャルオフィスであれば、月額2,000円~5,000円くらいの料金で利用できるのです。
メルカリやアマゾンといったネットショップなら、賃貸オフィスのように実際のスペースがなくても運営ができます。
ランニングコストを大幅に削減できれば、資金にも余裕がうまれ、浮いた費用を運転資金や仕入にも回すことができるでしょう。
バーチャルオフィスが最適な理由②:すぐに利用開始できる
まず起業でネックになるのが、賃貸オフィスの物件探しです。
しかし、バーチャルオフィスなら、メルカリやアマゾンなどでネットショップの運営がすぐに開始できるのでおすすめです。
また、わずらわしい手続きもほとんどないことが、大きな魅力です。
基本的に、免許証や本人確認ができる書類だけあれば、3~4日くらいで契約ができます。
原則として契約申請時には審査がありますが、とくに問題がなければ最短で当日から利用できる場合もあります。
バーチャルオフィスが最適な理由③:法人登記ができる
格安バーチャルオフィスは、法人登記ができることもネットショップに最適な理由と言えます。
メルカリやアマゾンのネットショップである程度稼げるようになると、人によっては法人として事業をさらに拡大しようと考えるケースもあるでしょう。
そんなとき、格安バーチャルオフィスでレンタルした住所は、法人登記にも利用できるのです。
また、法人登記は株式会社の他にも、NPO法人や一般社団法人、合同会社としても登録可能です。
なお、格安バーチャルオフィスによっては、法人登記が有料、または対応していないところもあるので、事前確認を必ず行いましょう。
格安バーチャルオフィスが最適な理由④:都会の一等地の住所が利用できる
バーチャルオフィスがネットショップに最適な理由には、都会の一等地の住所が利用できることもあげられます。
というのも、格安バーチャルオフィスでレンタルできる住所は、大半が都会の一等地なのです。
もし、同じネットショップを運営するにしても、東京と新潟の住所ではどちらの方が優位と言えるでしょうか?
もちろん東京の住所の方が優位性は高く、都会の一等地になればなるほどさらに期待は高まります。
とくに、メルカリやアマゾンでネットショップを始めたばかりの会社であれば尚更です。
以上の理由から、格安バーチャルオフィスはネットショップに最適なのです。
バーチャルオフィスが最適な理由⑤:自宅の住所を公開せずに済む
自宅の住所を公開せずに済むのも、格安バーチャルオフィスがネットショップに最適な理由です。
なぜなら、ネットショップの運営には、「特定商取引法」による住所の公開が必須だからです。
もし安易に自宅の住所を公開してしまうと、トラブルに巻き込まれたりイタズラをされる危険性もあります。
そうなると、場合によっては自分だけでなく、家族にも迷惑をかけてしまう可能性も出てくるでしょう。
そんなとき、バーチャルオフィスの住所を利用すれば、安心してメルカリやアマゾンでネットショップが運営できます。
プライバシーの観点からも、格安バーチャルオフィスはネットショップに最適と言えるでしょう。
【メルカリ・アマゾン対応】ネットショップでバーチャルオフィスを選ぶ際の注意点
この章では、ネットショップでバーチャルオフィスを選ぶ際の注意点をご紹介します。
バーチャルオフィスを契約したものの、「こんなハズではなかった」と後悔しないためにも、必ず確認しておきましょう。
バーチャルオフィスを選ぶ際の注意点①:運営会社の信頼性
バーチャルオフィスを選ぶ際の注意点は、運営会社の信頼性です。
なぜなら、運営会社が仮に倒産などしてしまうと、支払った保証金などが返却されない可能性もあるからです。
さらに、再度別のバーチャルオフィスを探して契約し直さなければなりません。
また、バーチャルオフィスの中には、以前に犯罪や詐欺などで使用されたところもあります。
そんなバーチャルオフィスを利用してしまうと、場合によっては自分まで犯罪などに関与したと疑われてしまいます。
そうならないためにも、バーチャルオフィスの契約時は、口コミや会社のIR情報などをしっかりと確認しておきましょう。
バーチャルオフィスを選ぶ際の注意点②:過去に犯罪目的で利用されていないか
ネットショップで格安バーチャルオフィスを選ぶ際は、過去に犯罪目的で利用されていないか注意しましょう。
格安バーチャルオフィスは、架空のオフィスということもあり、犯罪や詐欺に使用されることが頻繁にあります。
そういったバーチャルオフィスの住所を利用してしまうと、利用者自身が犯罪に加担したと思われてしまいます。
また、無事に法人登記ができたからといっても、会社を信頼してもらうことは難しくなるでしょう。
バーチャルオフィスの中には、契約時に厳正な審査を行うところがたくさんあります。
怪しいバーチャルオフィスに関わらないためにも、公式サイトなどで審査方法を確認しておくとよいでしょう。
バーチャルオフィスを選ぶ際の注意点③:自宅からアクセスしやすいか
「自宅からのアクセスがしやすいか」という部分もバーチャルオフィスを選ぶ際の注意点と言えます。
なぜなら、ネットショップでは、当日中に郵便物を取りに行かなければならない状況も想定されるからです。
そんなとき、契約したバーチャルオフィスが自宅からアクセスしやすい場所にあれば、送料もかからずに郵便物が引き取れます。
もし、当日に郵便物を受け取りたい場合、格安バーチャルオフィスが遠方だと、別途料金が発生します。
または、郵便物の到着に数日要する可能性もあります。
以上の理由から、ネットショップをスムーズに運営するためにも、自宅から近いバーチャルオフィスを利用しましょう。
【メルカリ・アマゾン対応】ネットショップに最適な格安バーチャルオフィス3選
ここまで、バーチャルオフィスがネットショップに最適な理由を解説していきました。
ただ、人によっては、どこのバーチャルオフィスを選んでいいか分からない方もいるでしょう。
そんな方は、以下でご紹介する3社のいずれかを検討してみてはいかがでしょう。
おすすめの格安バーチャルオフィス①:GMOオフィスサポート

バーチャルオフィス名 | GMOオフィスサポート |
初期費用 | 0円 |
月額料金 | 転送なしプラン:660円 (法人登記 ✖ / 郵便転送 ✖) 月1転送プラン:1,650円 隔週転送プラン:2,200円 週1転送プラン:2,750円 |
法人登記 | 可 |
郵便転送 | 週1回 隔週 月1回 ※プランによって異なる |
会議室 | なし |
拠点数 | 全12拠点 |
運営会社 | GMOインターネットグループ株式会社 |
住所 | 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-2-3 渋谷フクラス |
ホームページ | https://www.gmo-office.com/?aid=riosaaa002 |
はじめにご紹介する、ネットショップにおすすめの格安バーチャルオフィスは、GMOオフィスサポートです。
GMOオフィスサポートは、月額料金が最安660円から利用できる格安バーチャルオフィスです。
また、法人登記や郵便転送のサービスを利用したい方は、週一転送プランを利用するとよいでしょう。
また、大手GMOグループが運営しているので、倒産リスクも低く安心です。
さらに、初年度は基本料金が3ヶ月無料になるので、ぜひこの機会に利用してみてはいかがでしょう。
\ 660円からのバーチャルオフィス/
おすすめの格安バーチャルオフィス②:DMMバーチャルオフィス

バーチャルオフィス名 | DMMバーチャルオフィス渋谷店 |
初期費用 | 入会金:5,500円 保証金:5,000円 |
月額料金 | ミニマムプラン:660円~ ライトプラン:1,650円~ ベーシックプラン:2,530円~ |
法人登記 | 可 ※ライトプランから |
郵便転送 | 1回/週 1回/月 ※オプション制 |
会議室 | あり |
拠点数 | 全9拠点 |
運営会社 | 合同会社DMM.com |
本店住所 | 〒105-0013 東京都港区浜松町2-2-15106-6224 東京都港区六本木三丁目2番1号 住友不動産六本木グランドタワー24階 |
ホームページ | https://virtualoffice.dmm.com/ |
つづいてご紹介する、ネットショップにおすすめの格安バーチャルオフィスはDMMバーチャルオフィスです。
DMMバーチャルオフィスは、大手企業でもある合同会社DMM.comグルーブが運営しています。
利用可能な住所は、銀座・渋谷・大阪・福岡など、すべて都会の一等地なので、信頼度もきっと高まるでしょう。
また、郵便物の転送から処分、固定電話やFAXまで、すべてスマホから対応できることも大きな魅力です。
この他に、AI秘書自動応答サービスなど、便利なオプションもあるので非常におすすめです。
\ 物件満足度97%のバーチャルオフィス /
おすすめの格安バーチャルオフィス③:METSバーチャルオフィス

バーチャルオフィス名 | METSバーチャルオフィス |
初期費用 | 初回手数料等:4,750円(税込)~ |
月額料金 | ライト:270円(税込) ネットショップ:550円(税込) ビジネス:1,100円(税込) ビジネスプラス:1,430円(税込) |
法人登記 | 可 ※ビジネスプラスプランのみ |
郵便転送 | 1回/月(無料) ※即時 ※1回/週 ※都度 ※オプション制 |
会議室 | あり |
拠点数 | 全5拠点 |
運営会社 | オリンピア興業株式会社 |
本店住所 | 〒160-0022 東京都新宿区新宿1丁目36−2 |
ホームページ | https://vo-metsoffice.jp/ |
3つ目にご紹介する、ネットショップに最適な格安バーチャルオフィスはMETSバーチャルオフィスです。
METSバーチャルオフィスには、コワーキングスペースやシェアオフィスも完備されています。
よって、ネットショップの運営に作業スペースが必要な方にも非常におすすめです。
また、敷金や保証金といった初期費用がかからないことも大きな魅力と言えるでしょう。
月額料金が驚きの270円と、業界でも随一の格安バーチャルオフィスです。
\ 物件満足度97%のバーチャルオフィス /
【メルカリ・アマゾン対応】ネットショップに最適な格安バーチャルオフィス選びのまとめ
今回は、ネットショップに最適な格安バーチャルオフィスの選び方を詳しく解説しました。
メルカリやアマゾンでネットショップを運営する際は、「特定商取引法」による住所の公開が必要となります。
このとき、HTMLによるテキスト記載が可能な、格安バーチャルオフィスを利用しましょう。
また、郵便物の到着連絡や、有人受付があればネットショップがスムーズに運営できます。
いずれにしても、格安バーチャルオフィスは手間や時間もかからず、すぐに利用が可能です。
まずは、気軽に利用してみてはいかがでしょう。