2022/08/31
オフィス移転のいろは

オフィスの設備管理の基本「MDF」について理解を深めよう

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賃貸オフィスの通信設備工事に係るMDFについて知っておこう賃貸オフィスの物件案内では「MDFまで引込済」というものがあります。
賃貸オフィスの通信設備工事に係る「MDF」というビル設備は、賃貸オフィスを探している担当者が押さえておきたい基礎知識の1つです。

本記事では、賃貸オフィスの通信設備工事に係るMDFの関連用語の意味、MDFにまつわる注意点などをご紹介します。


通信設備工事用語「MDF・IDF・EPS」

まずは、賃貸オフィスの通信設備工事にも係る3つの専門用語「MDF・IDF・EPS」の意味を解説していきます。

MDFとは

MDFとは、Main Distributing Frameの略語で、日本語訳は「主配線盤」です。
賃貸オフィスの通信設備工事にも関係するビル設備の1種で、オフィスビル内に引き込まれた全ての電話・通信回線をまとめて管理しています。
MDFからオフィスビル内へ回線を分配する仕組みとなっております。
MDFの設置場所は施錠されており、ビルのオーナーが管理しています。

オフィスビルは戸建て住宅とは異なり、1つの建物に引き込む回線の数が膨大な量になります。
各テナントが自由に回線を引き込んでしまうと、配線が煩雑になったり、景観を損ねたり様々なトラブルの原因になってしまうことがあります。
そのため、一定以上の規模のオフィスビルやマンションなどでは、MDFを設置してそれらのトラブルを防いでいます。

IDFとは

IDFとは、Intermediate Distribution Frameの略語で、日本語では「中間配線板」と訳されます。
MDFから分配された回線を各階ごとでまとめて管理する、MDFの小型版のような役割を果たす設備です。
賃貸オフィスの多くは、IDFから分配された回線を電話回線等へ引き込み使用しています。

EPSとは

EPSは、Electric Pipe Spaceの略語で、日本語では「電気配線シャフト」と訳します。
オフィスビルの最上階から最下層まで、各階の同じ位置を貫いている竪穴空間のことです。

竪穴空間の中には、電気や通信等の配線や配管が通っています。
MDFから分配された回線も、EPSを通ってIDFへ引き込まれる仕組みです。
EPSへアクセスできる部屋をEPS室と呼び、EPS室内にIDFが設置されています。
そのため、配線工事の際には、EPS室へ入室して作業するケースも少なくありません。
EPS室の管理者はオーナーで、通常施錠されています。


MDFに関する注意点

ここでは、賃貸オフィスの通信設備工事にも関係する、MDFに関する注意点を解説していきます。

MDFは施錠されている

MDF・IDF・EPS室の管理者はオーナーで、これらの設置場所は通常施錠されています。
そのため、賃貸オフィスの通信設備工事を行う際には、オーナーの許可を得て、開錠してもらわなければなりません。
万一、事前にオーナーの許可を得ていなかったり、開錠をお願いしていなかったりした場合には工事自体ができなくなってしまいます。

MDFまで引込済の意味

賃貸オフィスの物件情報などにある「MDFまで引込済」とは、オフィスビルのMDFまでは電話・通信回線が引き込まれていることをいいます。
つまり、各賃貸オフィスで電話・通信回線を使用するためには、電話・通信回線契約と通信設備工事をしてからでないと使用できません。
工事の内容は、業態やオフィスレイアウトによっても異なります。

電話・通信回線契約や通信設備工事の申し込みから完了までの期間は、最短でも2週間から1カ月程度必要です。
しかも、引っ越しシーズンなどの繁忙期であれば、さらに長引く恐れがあります。
賃貸オフィスでの業務をスムーズに開始するためにも、申し込みを早めに済ませておきましょう。


賃貸オフィスの通信設備工事に係るMDFについて知っておこう

MDFは、外部から引き込まれた通信回線をまとめて管理する、賃貸オフィスの通信設備工事にも関係するビル設備の1つです。
賃貸オフィスの通信設備工事の際には、必要に応じて管理者のオーナーへ開錠依頼をしなければなりません。
万一、開錠依頼を忘れていた場合は工事ができないかもしれません。
無駄なコストが発生したり、業務に支障をきたしたりする恐れがあるので注意してください。

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